悶々とした日々に苦悩する毎日。しかしそれでも先に進むしかない。

前職を給与未払いという仕打ちを受けた末に転職という道を選びました。

ある日の給料日に妻から「給与が入っていないんだけど・・・」と連絡がありました。

私としては何か手違いだろうとしか思わず、確認のために総務部長を尋ねようと考えました。

総務部長の席へたずねに行くと何やら大勢の方が総務部長を取り囲んで騒々しいのです。何があったのかと聞いてみるとどうやら給料が入っていないのは会社の意図的なものによるものらしく、しかも私以外に7人ほど被害を受けていたいのです。

みんな口々に監督署へ出向くことを伝えると総務部長は焦った様子で「それだけはやめてほしい」と自分勝手な懇願をはじめます。

しかも社長はその日以降一切顔を見せず逃げるという責任逃れ。

あきれて何もものが言えませんでした。

結局給与はすぐ入れると約束させ、被害を受けた者たちは見限って退職の道を選ぶことになりました。

この時も総務部長は「辞めないでほしい」とすがり寄ってきましたが、誰も聞く耳を貸しません。

まずは会社としての責務を果たすべきである総務部長がこのざまなら、この会社に未来などありません。

そういった気持ちでした。

ただまさかこんな結果で退職するなど思ってもおらず、もともとトラブルの多い会社だっただけに何の未練もなくすっぱりと辞めました。

その後こういったうわさはどこからともなく漏れるもので、給与未払いをした会社ということで求人を出しても一切応募がなく、非常事態ともいえる人手不足に陥っているらしいとの話は聞きましたが、それはまさに因果応報そのものです。

こういった悪意はいつか報いを受けるのです。

翌日からハローワークへ出向き、窓口にて求職者登録を行い、施設内のパソコンで求人を検索し出力、それを担当窓口へもっていき面接などの連絡を取るという手続きを行いました。

その当時の求人は直接面接ではなく、事前に履歴書・職務経歴書を送付する書類選考によるものが多数でした。

翌日には郵送できるようその日は必死に時間をかけて書き慣れない履歴書・職務経歴書を作成しました。しかし応募した三件とも面接の呼ばれることなく不採用の通知を受けました。

そんな日々が何日も続き、悶々とした苦しい気持ちでした。

しかし転職することに賛成してくれ、応援してくれる妻や子供たちのためにもいちいち落ち込んでいるわけにもいかず、何とか頑張らねばという思いでした。

それを境に徹底的にやり直そうと考えインターネットで履歴書・職務経歴書の作成の方法を学び、時にはハローワーク窓口に出向き、就職相談窓口にて履歴書・職務経歴書の添削指導を受けました。

それが功を奏したのか、徐々に書類選考通過による面接に呼ばれるようになりました。しかしその面接でも振るわない結果が続き、なかなか思い通りにならない現実に嫌気がさしてきました。

そんななかハローワークの求人だけでは心もとないと考え、インターネットで色んな求人を検索しているときに自分が望む職種条件に合致する求人案件を見つけ、その取扱い先である転職エージェント会社「○○・ヒューマニーセンター」へメール連絡しました。

すると翌日には担当者の方から連絡があり、ぜひ一度会社の方へ直接来ていただきたいとの連絡を受けました。

次の日には履歴書・職務経歴書を持参のうえ出向き、担当者に面会しました。

話を聞いて分かったことなのですが、私が希望する職種だと判断して応募を考えた求人案件先がつい最近出したらしく、相手先から紹介依頼の話を受けた○○・ヒューマニーセンターは登録されている求職者の中からどういった人がこの求人案件にふさわしいのか対象者を考えていたらしく、その時に私の依頼がありマッチングすると判断したうえで連絡してくださったそうです。

○○・ヒューマニーセンターとしてはすぐにでも相手先と私を面会させ、面接を行いたいとかんがえていたらしく、その意思を確認してこられました。私としてはそれまでうまくいかない結果が続いておりましたし、藁にもすがる思いで了承しました。

約三日後に、面接となり当日は絶対に遅刻するわけには行かないという思いから約束の時間の一時間前には到着しました。

担当者の方も同席のため現場に到着され面接会場に向かいました。

部屋には社長と担当者の方が座っておられ、まずは自己紹介から始まりました。

その後志望動機・職歴確認・自己アピールなどを含めた質問・回答が続き、約一時間半もの長い面接が終わりました。

面接が終わると挨拶をし、帰路につきました。

その途中です。

担当者の方から電話連絡があり、本日の面接のお礼とともに相手先が私の面接の内容を気に入ってくださり、もしよければ採用したいとの申し出があったらしく、その意識確認のための連絡でした。私に断る理由などどこにもありません。

即OKをしました。

ようやく帰り着いた家で待っている妻と子供たちにやっと採用がもらえたことを報告すると、妻は涙目でとても喜んでくれました。

その姿を見て本当にうれしかったですし、今まで迷惑かけてしまい本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

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