営業推進部署の人員構成と業務内容に対する入社時からの疑問

私は入社時より5年間営業推進部署という所へ配属となりました。

通常であれば、営業や営業事務を経験した方が配属されるような部署であり、入社直後に配属された際、先輩などからも「何を教えたらいいの?」という問いかけを常にされていました。

私としても、何を学べば、営業推進としての業務に貢献できるのかさえわからない状況で、不穏な日々を過ごしていました。

そういう時間を過ごしていながら、他の先輩社員がどのようなことをやっているのかを常に観察していました。

そこで感じたのは、通常の営業や営業活動に連動する発注、在庫管理、供給管理などの様々な面をみなさんが知識としてあり、そのベースを元に業務の効率改善やサポートを行っているという現実でした。

私は正直、不安な気持ちでいっぱいになりました。

先輩社員は全国各地に転勤を経験して、営業や供給、企画など様々な部署を経て、営業推進という部署へ居る方ばかりでした。

他の部署からも、推進部署はエリート部隊だよ!と言われて、なぜ、私がこの部署に配属されたのか?

はたして、ここから何年という月日を経たら、一社員として会社に貢献できるような人材になれるのか不安でいっぱいになりました。

そして、配属されて2か月となったころ、ちょうど、会社の人事異動の時期となり、まさか先輩社員が抜けることになり、私が一部の担当を任されることになりました。

よって、翌月に初めての出張に行くことになるわけですが、その出張に行く内容というのが、営業支店の実績が落ちているので改善案を持っていくという、新人の私には、何をどうしたらいいのか意味不明なことでした。

しかし、担当を持つことになった以上、何かしらやらなければいけないという思いから、何もわからない状況で先輩社員に聞き、どういう視点とポイントでその改善案を導けば良いのですか?と聞きました。

ただ、それでも先輩社員が言っていることがほとんど分からない状況です。

という事は、営業支店へ行って話をしていても、質問をされた際に、何を言っているのかわからないという状況に陥るのではないか?とさらに不安を感じました。

時間が無い中で、少しずつ内容を理解していき、入社以来初めての出張へ行きました。

一人では不安だという事で、先輩社員にも付いてきて頂き、実際に営業支店の担当者と話す場となりました。

これは、未だに目に焼き付いていることですが、入社して間もない新人が、支店で20年ほどの年月をセールスとして活動を行ってきた人たちに改善案の提案をしているのですが、その私の話を想像とは真逆に真剣に聞いてくれていました。

決して、下に見ることもなく、話を聞いてくれていたことは本当に印象残っていることです。ただし、改善案についてはしっかりと反論もされました。

今考えると、当然といった内容でしたが・・・。当時は必死だったので、本当に心が折れる思いをしたのを覚えています。

その私を見て先輩社員は「どうせ、同じ会社の社員だから大丈夫。お客様と直接会って話すときの方が数倍は大変だよ」ということでした。

でも、それはその先輩社員が経験をしてきたからそう思うことであって、私からしたら、入社間もない人間がセールスMGに対して話をするという事は、お客様と直接話すことよりも辛いと感じていました。

今でも、その考えについては変わりはありません。

このような経験を重ねていき、入社4年を経たタイミングで、初めて新入社員が下に入ってくることとなりました。しかも、まさかの3名も。。。

何を教えたらいいのかは分かりませんでした。私も、幾度も自分で考えてやれ!という状況を経験してきて、やっと、少しずつ現場の状況や供給・管理などの全体像がつかめてきたという状況でした。

そのため、担当を持たせて経験を重ねてもらうしかないですよ!と課長へ打診をしましたが、3名も私が経験してきたような体制では経験を積ませることが出来ないという回答でした。

では、どうしたらいいのですか?と深く考え続けました。

また、そのタイミングで子供が生まれ、転勤の辞令を受けることとなりました。

この辞令がまさかの、西と東にて推進部隊を分けていたのを、東へ集約するという内容でした。

それに伴い、現在、私とともに仕事を行ってきたみんなは、そのまま、この地の他の部署へ移り、私だけが部署は変わらず転勤を行うというものでした。

ただでさえ、新人の教育で考え事があったのに、現在の地でともに仕事をやってきた先輩の業務をいったん、すべて私が引き継いでくれという無茶な内容を言われました。まさかの2週間だけ。。

引き継ぎ・新人教育・出産後の世話・そして転勤に伴う引越というすべてを抱えて、その時期を過ごしました。

正直、あまりにも忙しく、家に帰っても、引越の準備や赤ちゃんの世話でほとんど寝た記憶が無いほどでした。

今、改めて思い出そうとしても記憶が無い状況です。

やはり、新入社員を入れて教育を行っていく以上は、それなりに、今までの歴史的に歩んできた教育方針などに沿って、人材を配置すべきと感じています。

これらの経験があった為、今では、さらに経営に関わる部署へ異動となり、会社の数値を管理・動かしている立場になりましたが、少しずつ経験をさせるという教育方針は正しくやらないといけないと、そう願う出来事でした。