これって失敗!?大手企業から中小企業への転職についてのお話

これは25歳男性である私が大手企業から中小企業への転職をした体験談になっております。

今回は前職の待遇、転職を決意するきっかけ、転職に際する動き、転職して良かったこと、後悔したこと、そこから皆さんにお伝えしたいことという流れで書いていきます。

まず、前職についてです。

従業員5000人の住宅設備機器メーカーの大手企業に新卒採用から約1年半勤めてました。
職種は営業職、待遇としては、基本給+みなし残業としての営業手当が2万円で賞与は夏冬合わせて6ヶ月分でした。

金額面では賞与が多かった分大きな不満はありませんでした。

しかし、労働状況に対して不安を感じていました。毎月最低80時間の残業、展示会等のイベントに伴う休日出勤、休日にも鳴り止まない携帯電話、この先40年この生活に耐えられるのだろうかという気持ちになってしまいました。

その不安を抱えながら日々過ごしていたところ、ついに心身共に悲鳴を上げてしまいました。その際、体調が戻った後もこの会社には戻れないと思いました。

ではどうすればいいのか、そこで私は転職しようと決意しました。

転職を決意したのは前職の会社からもらっていた休職期間も折り返しを迎えた頃でした。

7月末から2ヶ月の休職期間を過ぎた8月末から転職活動を開始しました。

まず、転職サイトは2つ使いました。

DODAです。

自分の経験、希望からオススメ求人とエージェントの方に見つけていただいた求人の両方に応募し、面接を受けることを中心に転職活動を進めました。

全部で約20社に書類を出し、15社の面接を受けました。

その過程で、エージェントの方は面接結果の報告、面接内容を話した上でのフィードバックなどといった面で多大なるサポートをしていただきました。
その結果、9月末に次の仕事が決まり、前職は休職期間の消化を持って退職することになりました。

そして、転職初日、社長をはじめ様々な方に声を掛けていただき、気持ちを新たに転職しました。

転職して良かったことは、前職と異なり残業が少なく、休日も携帯電話を会社に置いて帰ることができるので、「休み」というものを身を以て感じることができた点です。

そのおかげで休日は趣味や友人との遊びなどを楽しみ、週明けも心身ともにリフレッシュした状態で仕事に臨めるようになりました。

更に、前職の時は仕事で初めての土地で生活していましたが、転職に際し実家に戻り、心身不安定だった状態から立ち直る姿を両親に見せることで安心してもらえるということも良かったかもしれません。

しかし、転職しても良いことばかりではありません。

それは賞与の面とそれに伴う社内のモチベーションの低下です。

前職と違い会社規模が小さくなってしまい、基本給は手当等の充実で多くなりましたが、ボーナスが出る時期、出ない時期というものが生まれてしまいました。

元々は賞与が出るという条件での話でした。その結果、トータルとしても前職より給与は下がってしまいました。

また、中小企業特有のワンマン経営によって、社員からみたら無駄な投資をしながらも、賞与を出さないという状況になってしまっており、社員のほとんどが不満を抱え、頑張っても無駄と考えるようになり、モチベーションも著しく低下してしまっています。

このように、前職にはなかった「安らぎ」は得られましたが、「お金」と「やる気」の面では不満を抱えてしまっているので、この転職は成功とも失敗とも言えません。

では、どうすれば「成功」と言える転職ができるのかを私がこの経験から反省したこと、学んだことを通してここから書かせていただきます。

転職で失敗しないためには2つのことが挙げられます。

「将来を見据えての優先順位の選定」と「会社についての情報を集める」という点です。

まず、前者に関して、私は心身共に悲鳴を上げてしまった現状のみに目を向けてしまい、回復後のことまで頭が回っていませんでした。

いかに安らぎを得るか、その面のみを優先させてしまい、いざ、仕事復帰し、心身ともに回復後に「稼げるか」という面で不満を抱えてしまいました。

そのため、転職の際は不安を消すことももちろんですが、それ以上に将来満足できるかという視点が必要になることをこの経験から学びました。

一方、後者に関しては、転職サイトの情報、面接した時の雰囲気だけでは会社についてわからないということです。

そのギャップを埋めるにはどうすればいいのか、それは会社の口コミサイトなどの情報で、リアルな声を聞くことが必要になります。

私自身その部分を十分に出来ず、結果として入社前と入社後のギャップに苦しめられることになりました。

ここまで、僭越ながら私の転職の経験を書かせていただきました。

この経験から通して言えるのは、自分にとって何が必要かをしっかり考えることの重要性を改めて学べたという思いに至ったことです。

もし、皆さんの中で転職に迷ってる方は今の会社の何に不満があるのか、何を自分は求めているのか、すぐ転職を決意するのではなく、しっかり一度立ち止まって考えてみるということをしていただければ幸いです。